はじめに
コンビニから宅配便を送れるサービスは、忙しい現代人にとって非常に便利です。
郵便局や宅配業者の営業所まで行かなくても、24時間いつでも荷物を預けられるのは大きなメリット。
本記事では、ヤマト運輸(宅急便)・ゆうパック・佐川急便の3社に対応したコンビニ発送の方法や違い、注意点をわかりやすく解説します。
コンビニで送れる宅配便の種類と対応コンビニ
ヤマト運輸(宅急便)対応コンビニ
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
全国的に取り扱いが多く、宅急便コンパクトやクール宅急便にも対応。
ゆうパック(日本郵便)対応コンビニ
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
郵便局と同じサービスが利用でき、切手販売やゆうメール発送も可能。
佐川急便対応コンビニ
- 一部のローソン、ミニストップ(地域限定)
都市部ではほぼ取り扱いなし。地方での利用が中心。
宅配便を送る手順(共通の流れ)

荷物の準備(梱包材・宛名の書き方)
- 中身が破損しないように緩衝材で保護
- 宛名は正確に記入(番地・建物名・部屋番号まで)
店頭での受付(伝票記入/店員渡し)
- 店内設置の伝票に記入
- 直接レジに持ち込み、店員に渡す
支払い方法(現金・キャッシュレス)
- 現金、クレジットカード、電子マネー
- 一部割引は現金のみ対応の場合あり
受付後の控え・追跡番号の確認
- 控え伝票を必ず受け取る
- 荷物追跡サービスで配達状況をチェック
3社のサービス比較(料金・サイズ・配送日数)
項目 | ヤマト運輸 | ゆうパック | 佐川急便 |
---|---|---|---|
料金の目安 | 中 | やや高め | 安め |
サイズ制限 | 160サイズまで | 170サイズまで | 160サイズまで |
配送日数 | 翌日~翌々日 | 翌日~翌々日 | 翌日~翌々日 |
特徴 | サービスが豊富 | 郵便局サービス連動 | 大口利用向け割引あり |
コンビニ別 宅配便サービス比較表
コンビニ | 対応宅配業者 | 発送可能サービス | 集荷回数(目安) | 支払い方法 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
セブン-イレブン | ヤマト運輸 | 宅急便、宅急便コンパクト、クール便、着払い | 1日1〜3回 | 現金・クレカ・電子マネー | 店舗数が多く、24時間受付可能 |
ファミリーマート | ヤマト運輸 | 宅急便、宅急便コンパクト、クール便、着払い | 1日1〜2回 | 現金・クレカ・電子マネー | Famiポートで送り状作成可能 |
デイリーヤマザキ | ヤマト運輸 | 宅急便、着払い | 1日1回 | 現金 | 地方店舗で利用しやすい |
ローソン | ゆうパック(佐川一部) | ゆうパック、ゆうメール、チルド便、着払い | 1日1〜2回 | 現金・クレカ(ゆうパックは不可) | 日本郵便サービス連動で郵便局利用感覚 |
ミニストップ | ゆうパック(佐川一部) | ゆうパック、ゆうメール、着払い | 1日1〜2回 | 現金 | イートイン併設が多く待ち時間も快適 |
セイコーマート | ゆうパック | ゆうパック、ゆうメール | 1日1回 | 現金 | 北海道・茨城・埼玉限定 |
コンビニ発送のメリットと注意点
メリット
- 24時間受付可能
- 店舗数が多くアクセスしやすい
- 宅急便コンパクトや匿名配送に対応する場合も
注意点
- 集荷時間が決まっている(時間によっては翌日発送)
- 危険物・生き物・現金は送れない
- 一部サービス(大型便や冷凍)は取扱不可の店舗あり
割引サービスの活用
- 持込割(営業所より安くなる場合あり)
- デジタル割(スマホアプリで伝票作成)
よくある質問(Q&A形式)
Q1:着払いもコンビニでできますか?
A:はい、対応しています。ただし、一部の支払い方法に制限がある場合があります。特に電子マネーやクレジットカード決済に対応していない店舗もあるため、現金を持参しておくと安心です。
Q2:クール便や冷凍便は送れますか?
A:可能ですが、全店舗が対応しているわけではありません。クール便用の保冷設備や発送受付時間の制限がある場合もあるため、事前に店舗へ確認することをおすすめします。
Q3:送り状は事前に用意できますか?
A:ヤマト運輸・日本郵便ともにオンラインで送り状を作成し、自宅で印刷できます。店舗で記入する時間を短縮でき、入力ミスも減らせるメリットがあります。
Q4:匿名配送はできますか?
A:はい、メルカリ便やゆうゆうメルカリ便などの一部サービスで匿名配送が可能です。出品者と購入者の住所を相手に知らせず、安全に取引できるためフリマアプリ利用者に人気です。
Q5:集荷時間を過ぎたらどうなりますか?
A:集荷時間を過ぎた荷物は、翌日の集荷まで店舗で保管されます。急ぎの場合は、営業所や郵便局への直接持ち込みを検討しましょう。
まとめ
- コンビニからは主要3社の宅配便を送ることができる
- サービス内容や対応店舗は事前確認が大切
- 割引や便利機能を活用すれば、よりお得でスムーズな発送が可能
初めて利用する方は、小さめの荷物から試すと安心です。コンビニ宅配を賢く使って、時間と手間を節約しましょう。