はじめに
コンビニのコピー機は、ちょっとした書類の印刷やコピーをしたいときに、とても便利な存在です。
自宅にプリンターがなくても、全国どこでも24時間利用できるのが大きな魅力です。
「コピー機は難しそう…」「やり方が分からない」という方も、操作手順を知っておけば安心です。
本記事では、初めての方でも迷わないように、コンビニコピー機の基本的な使い方と料金の目安をまとめます。
コンビニコピー機でできること
実はコンビニのコピー機は、単なる白黒コピーだけでなく、さまざまな機能が備わっています。
- 白黒コピー:書類やメモを白黒で印刷
- カラーコピー:写真やカラー資料を色付きで印刷
- スキャン(PDF保存):書類をデータ化してUSBやスマホに保存
- プリントサービス:スマホやUSBに保存した写真・書類を印刷
- FAX送信:書類を直接送信できる(店舗によっては非対応)
- 行政サービス:住民票や印鑑証明などの公的書類を取得可能(マイナンバーカードが必要)
これらの機能を使いこなせば、日常生活で必要な印刷や書類送付はほとんどコンビニで完結します。
基本的な使い方(コピー機共通の流れ)

機種やメーカーによって画面の表示は異なりますが、基本の流れは共通しています。
- コピー機のホーム画面から「コピー」を選択
- 原稿をガラス面または自動給紙トレイにセット
- 用紙サイズ(A4、B5など)と印刷設定(白黒・カラー、片面・両面)を選択
- 枚数を指定
- 料金を投入(現金または電子マネー対応の場合もあり)
- 「スタート」ボタンを押す
ポイント:原稿の向きを間違えると上下が逆になることがあるので注意しましょう。
体験談:筆者も初めて利用したとき、原稿を逆向きに置いてしまい、上下逆さまのコピーが出てしまった経験があります。大事な書類は特に、開始前に向きを確認することが大切です。
利用料金の目安
料金は店舗や機種によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 白黒コピー:1枚 10円
- カラーコピー(普通紙):1枚 50円〜80円
- 写真プリント(L判):1枚 30円〜40円
- スキャン保存:1回 30円〜100円
- FAX送信:1枚 50円〜100円
料金早見表(料金は店舗や機種により異なります)
サービス内容 | 白黒料金 | カラー料金 | 備考 |
---|---|---|---|
コピー(普通紙) | 10円 | 50〜80円 | A4・B5対応 |
写真プリント(L判) | – | 30〜40円 | 光沢紙使用 |
スキャン(PDF保存) | 30〜100円 | – | USB・スマホ対応 |
FAX送信 | 50〜100円 | – | 国内のみ対応 |
行政サービス(住民票等) | 150〜300円 | – | マイナンバーカード必須 |
補足:カラーコピーは意外とコストがかかるため、大量印刷する場合は自宅プリンターの方が安く済むこともあります。逆に白黒コピーは1枚10円と安定しており、急ぎの印刷には最適です。
上手に使うコツ
- まとめてコピーする前に試し刷りをして設定を確認
- USBやスマホから印刷する場合は、事前に対応フォーマット(PDF、JPEGなど)を確認
- 公的書類取得はマイナンバーカードを忘れずに持参
- 店舗が混雑する時間帯(昼休みや夕方)は避けるとスムーズ
豆知識:スキャンデータはUSB保存だけでなく、店舗によってはクラウド送信サービスも利用できます。外出先で急にデータ化が必要なときに便利です。
よくある質問(Q&A)
Q1. コピー機の操作に時間がかかっても追加料金はかかりますか?
A1. 基本的に操作時間に応じた追加料金はありません。印刷やスキャンを開始してから枚数分の料金が発生します。
Q2. USBやスマホを接続してもデータが読み込めない場合は?
A2. 対応していないファイル形式やフォルダ構造の場合があります。事前に公式サイトで対応フォーマットを確認してください。
Q3. カラーコピーと白黒コピーを混ぜて印刷できますか?
A3. 機種によって可能ですが、多くの場合はカラーと白黒を分けて設定する必要があります。
Q4. 紙が詰まった場合はどうすればいいですか?
A4. 無理に取り出さず、店員さんに声をかけて対応してもらいましょう。
Q5. 公的書類の取得は誰でもできますか?
A5. マイナンバーカードや印鑑証明カードなど、必要な本人確認書類を持っている人のみ利用できます。
まとめ
コンビニコピー機は、ちょっとした印刷から行政手続きまで、幅広く使える便利なツールです。
初めてでも基本の流れを押さえれば、誰でも簡単に操作できます。
日常生活で困ったときは、ぜひ近くのコンビニコピー機を活用してみてください。