はじめに
照明がつかなくなって見てみると、「あれ、豆電球が切れてる?」なんてこと、意外とありますよね。ところがいざ買い替えようとすると、「どこで売ってるの?」と迷う人も多いものです。
実は、豆電球はホームセンターや家電量販店のほか、ネット通販でも簡単に手に入りますが、コンビニでは基本的に取り扱いはありません。注意点として豆電球は種類や規格が多くて、間違えると点灯しないこともあります。
この記事では、豆電球を安心して購入するためのポイントを、わかりやすく丁寧に紹介します。どんなタイプを選べばいいか、どこで買えば失敗しないかがしっかり理解できます。
この記事でわかること
- 豆電球の主な種類と用途
- 買えるお店や通販サイトの特徴
- 購入前にチェックすべきポイントと注意点
豆電球の種類と名称を確認しよう

「豆電球」とひとことで言っても、実はいくつかの種類があります。昔ながらの白熱タイプから、最近ではLEDタイプまでさまざま。まずは、自分が探している豆電球がどのタイプかを確認しておきましょう。
- ナツメ球:常夜灯やインテリア照明などに使われる小型の電球。柔らかいオレンジの光で、寝室や廊下などでほのかに照らす用途に向いています。
- ミニクリプトン電球:E17口金などで使用される、やや明るめのタイプ。小型シーリングライトやスタンド照明などに使われ、白熱の温かみを持ちながらも明るさを確保できます。
- LED豆電球:省エネ・長寿命タイプ。最近ではLEDが主流で、電気代を抑えたい方や長く交換したくない方にぴったりです。発熱が少なく、安全性も高めです。
- 実験・工作用豆電球:乾電池などで点灯する理科教材向けのタイプ。小学生の工作や電子回路の実験で使われることが多く、文房具店や教材専門店でも見つかります。
まずは、どの豆電球を探しているのかを明確にしておくと、購入場所の選択がスムーズになります。
実店舗で買える場所
家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど)
家電量販店では、照明コーナーや電材売り場で豆電球を扱っています。特にヨドバシカメラやビックカメラでは、「豆電球」「ナツメ球」などのキーワードで検索して店舗在庫を確認することもできます。ネットで在庫を確認してから行くと安心です。また、店員に相談できるのも強み。照明器具の型番を伝えれば、適合する豆電球を案内してくれることもあります。
ホームセンター・電材店
ホームセンター(コメリ、カインズ、コーナンなど)では、照明用品コーナーに豆電球が並んでいます。電気工事や修理を行う人向けに、電材店でも取り扱いがあります。用途や口金サイズごとに選べるので、専門的な商品を探したい場合におすすめです。DIY好きの方なら、電球ソケットや配線部品などもまとめて購入できるのが便利です。
100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥ)
100円ショップでも豆電球に似た商品を見かけます。ただし、昔ながらの白熱タイプは少なく、LEDライトなど代替品が中心です。常夜灯や装飾ライトとしての利用なら、100均でも十分見つかります。店舗によっては乾電池式のLED電球や小型ランプもあり、応急的に使うならコスパも抜群です。
豆電球の購入場所・比較表
購入場所 | 代表的な店舗 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
家電量販店 | ヨドバシ、ビックカメラ | 店員に相談できる/実物を見て確認できる | 在庫が少ないことがある/店舗によって品揃えが違う |
ホームセンター | コメリ、カインズ、コーナン | 電材コーナーが充実/専門パーツも見つかる | 白熱タイプの在庫が減少傾向 |
100円ショップ | ダイソー、セリア、キャンドゥ | 手軽・安価/LEDライト代用品あり | 本格的な豆電球はほぼ扱いなし |
ネット通販 | Amazon、楽天、Yahoo! | 種類が豊富/型番指定できる/レビュー参考可 | 即日欲しい場合は不向き/類似品が多く選定に注意 |
ネット通販で買うメリットと注意点
実店舗で見つからないときは、ネット通販が便利です。種類が豊富で、口コミやレビューを参考に選べます。価格も比較しやすく、同じ型番でもお得に買える場合があります。
大手ECサイト(楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング)
「豆電球」「ミニ電球」「ナツメ球」などで検索すると、多くの商品がヒットします。検索時に「E12」「E17」「LED」などの条件を加えると、希望のサイズや種類を絞りやすいです。レビューをチェックして、明るさや耐久性の評判を確認すると失敗が少なくなります。送料無料や即日配送を選べるショップも多いので、急ぎのときにも助かります。
専門通販サイト(モノタロウ・電材屋.comなど)
電材を扱う通販サイトでは、型番や仕様ごとに細かく選べます。特定の照明器具に合う豆電球を探している場合は、こうした専門店のほうが安心です。さらに、業務用まとめ買い割引や法人対応があるサイトもあり、家庭だけでなく職場の設備管理にも便利です。
豆電球を購入する際のチェックポイント
豆電球は見た目が似ていても、規格が異なる場合があります。購入時には次のポイントを確認しておきましょう。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
口金形状 | E10、E12、E17など。照明器具やソケットに合うか確認。 |
電圧・電流 | 交流(AC)か直流(DC)かを確認。電圧が合わないと点灯しないことも。 |
明るさ・ワット数 | 必要な明るさに合わせて選びましょう。LEDなら少ないワット数でも明るくなります。 |
LEDか白熱か | LEDは長寿命で省エネ、白熱はやわらかい光が魅力です。 |
サイズ・長さ | ソケットやカバーに干渉しないかもチェック。 |
メーカーの信頼性 | 無名メーカーよりも、オーム電機・ELPAなど信頼性の高いメーカーを選ぶと安心。 |
チェックポイントを押さえておくことで、無駄な買い直しを防ぎ、長く安心して使えます。
おすすめ豆電球の例
- オーム電機 ミニクリプトン電球 E17 60W形:昔ながらの白熱タイプで、温かみのある光を楽しめます。読書灯や玄関照明など、優しい明かりを求める場所にぴったりです。
- ELPA LED豆電球 LDA7L-G-E17:省エネで寿命が長いタイプ。長く使いたい人におすすめです。LED特有の白さが苦手な方は、電球色タイプを選ぶと柔らかい雰囲気になります。
どちらもAmazonや楽天市場などの大手通販サイトで入手可能です。レビュー評価も高く、交換後の満足度が高い製品です。
よくある質問(Q&A)
Q1:豆電球はコンビニで買える?
A:基本的にコンビニでは豆電球の取り扱いはありません。ただし、一部のローソンストア100などでは、ごくまれに生活用品コーナーに小型電球やナツメ球が並ぶことがあります。確実に手に入れたい場合は、家電量販店かホームセンター、もしくはネット通販を利用するのがおすすめです。
Q2:100円ショップでも豆電球は買えますか?
A:店舗によりますが、ダイソーやセリアなどでは昔ながらの白熱豆電球は少なく、代わりにLEDライトやナツメ球風の商品があります。常夜灯や装飾ライトとして使うなら十分代用可能です。
Q3:豆電球はどのくらいの寿命がありますか?
A:白熱タイプはおよそ1,000時間前後、LEDタイプは約10,000〜20,000時間が目安です。使用環境(点灯頻度・温度など)によっても変わります。
Q4:LED豆電球と白熱球は交換できますか?
A:口金サイズと電圧が合っていれば交換できます。ただし、LEDは明るさや配光の方向が異なるため、器具によっては見た目が変わることもあります。
Q5:豆電球をネットで買うとき、失敗しないコツは?
A:商品ページで「口金サイズ(E12やE17)」「電圧(100V・3Vなど)」「形状(ナツメ球・ミニ球)」を必ず確認しましょう。レビューや評価も参考になります。
まとめ
- 豆電球にはいくつかの種類があり、用途によって探す場所が変わる。
- 家電量販店やホームセンターでは実物を確認でき、ネット通販では種類が豊富。
- 購入前に「口金・電圧・LED/白熱・サイズ」をしっかり確認することが大切。
- LEDタイプは省エネ・長寿命でおすすめ。やわらかい光を求めるなら白熱球も選択肢。
豆電球は、生活の中でちょっとした明かりを灯してくれる便利なアイテム。正しく選べば、空間の雰囲気を大きく変えることもできます。用途や好みに合わせて最適なものを見つけ、毎日の暮らしを少し明るくしていきましょう。